使える弁証法 ー田原広志

◆物事は螺旋的に発展する

 

 物事が発展するときは、それは、

 直線的に発展するのではない。

 螺旋的に発展する

 

 「進歩・発展」「復活・復古」

 

 

◆「螺旋的発展」において、何が「復活」してくるのかを読む

 「合理化」と「効率化」の中で「何が消えて行ったのか」を見る。

 「その段階」で、「なぜ消えていったのか」を、見る

 「新しい方法や技術」で、どうすれば「復活」できるのかを考える。

 

◆「存在するものは、合理的である。」

現実に世の中に存在したものには、必ず「意味」がある。 by ヘーゲル

コトラーマーケティング

marketing1.0

作れば売れる時代 (大量生産によって低価格販売)

marketing2.0

消費者志向 (人と違うものが欲しいニーズ)

marketing3.0

価値主導 (価値を重視して製品やサービスを選択する)

 

マーケティングの定義

販売を不要にすること を究極の目的にしている。

マーケティングとは人々や社会が求めてるものを見極めて、製品やサービスという形で提供することによって顧客の期待に応えていく活動

 

マーケティングの本質

相手のことを良く知り相手の望むことを望むタイミングで

やってあげることだ。

 

◆環境要因

ー市場

 ー現在の市場規模は?

 ー市場規模の成長性は?

ー競合

 ーどのような企業が事業を展開して要るのか?

 ーどの顧客にどの製品・サービスを提供して要るのか?

ー自社

 ー自社が持つ独自資源や強みは?

 

★★顧客の明確化★★

 

◆顧客の絞り込み (STP)

 

 ◆セグメンテーション

  ①地理的細分化 場所ごと

  ②デモグラフィックス 人口動態 (年齢・性別・世帯・所得・教育水準)

  ③サイコグラフィックス 心理面 (性格・ライフスタイル・価値観)

  ④行動  (顧客を製品に対する知識や態度・使用法・反応)

 

 ◆ターゲティング

  ①数値で測定できるか? 人数や金額など定数化

  ②利益を確保できるか? 十分な規模と利益をあげられる可能性

  ③顧客に接近できるか? 顧客へアプローチできるか?

  ④差別化されて要るか? 他のセグメントと差別化

  ⑤マーケティング戦略を実行できるか? 効果的な戦略があるか

 

 ◆ポジショニング (価値基準)

  ①製品品質に優れた企業

  ②効率的なオペレーションに優れた企業

  ③顧客サービスに優れた企業

 

★★価値創造★★

 

◆「ニーズ」「ウォンツ」「ディマンズ」を把握する

 ニーズ:

 顧客が満たされていない状況において、「何か」で満たしたいという思い

 ウォンツ: 

 ニーズをさらに具現化したもの

 ディマンズ:

 購入できるだけの資金的余裕がある状態

 

 つまり、ニーズを踏まえた上でニーズを満たすための自社製品が顧客にウォンツとして想起される

 

★★流通チャネルを築く★★

 

◆流通チャネルは顧客と接触する重要な機会

 市場を創出するという機能・役割を持って要る。

 

★★プロモーション★★

 

①ミッション 売り上げ目標と目的の明確化

②予算

 ー製品ライフサイクル

 ー市場シェアと消費者基盤

 ー競争の状態

 ー広告の頻度

 ー製品の代替性

③メッセージ

④媒体

⑤評価

 

 

 

 

 

①②③④⑤

 

 

 

◆◆

 

人を動かす

【人を動かす三原則】

①人間はたとえ自分がどんなに間違っていても決して自分が悪いとは思いたがらないものだ。

 -人を非難する代わりに、相手を理解するように努めようではないか。

 

②重要感を持たせる

 -人間は他人から評価を受けたいと渇望している

 -重要感を持たせることで気持ちよく働いてくれる

 -相手の長所を見ることで評価すべきところを見つけれる

 

③人の立場に身を置く。

 -他人の立場を理解し、自分の立場と同様に他人の立場からも物事を見よう。

 -その人の好むものを問題にし、それを手に入れられる方法を教えてあげること。

 

 

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  • Part1:人を動かす三原則
  • Part2:人に好かれる六原則
  • Part3:人を説得する十二原則
  • Part4:人を変える九原則

資産運用の教科書

◆投資とは

 「流動性」「リターン(収益)」「リスク(損失の危険)」という観点から比較可能な金融商品に、自分の資産を投じること

 

 リターンとは、投資をしたときどのくらいの確率でどのくらいの利益がでるのかという収益のことです。

 

◆金融とは

 ⑴信託銀行

  個人や企業から預かった多額の資産(現金、不動産、企業年金)を「信託」という方法で運用する会社です。

 

 ⑵証券会社

  証券取引所に上場された株式や試験の売買を仲介することを主な業務としています。売買のの手数料や、投資信託の運用によって生じる報酬の一部をその利益としている

 

 ⑶保険会社

   生命保険・損害保険

 

 ⑷クレジット会社や消費者金融会社

 

※金融機関も企業であり、利益を得ることを最大の目的にしています。

 

組織論

 

性善説の組織論:

「人はいい」「人は成長したい」という欲求を持っている。

google,Airbnb

 

一方、従来の組織が「管理」に重きを置いているのは、

「人は悪い」「人は怠け者」という性悪説に従っているのが一因ではないか。

 

 

世界一早く結果を出す人はなぜ、メールを使わないのか ピョートル・フェリークス・クチバシ

◆「わかっていること」と「わからないこと」を切り分ける。

一部だけでもわかっていることがあれば、そこから手をつけることができる。

その2つが明確になることで、「わかること」から対処していくことができる。

 

◆現状の10倍の成果が出るように考える。

 googleには10xという考え方が根付いている。

10%ではなくて、10倍を目指すことで仕事がルーティンにはならない。

もっと抜本的に様々なことを考えないと10倍には到底到達しない。

 

 ◆ではどうすれば達成できるのか?

 自分の前提や、固定観念を破るべき

 違うルール、違うやり方を考えるしかないのです。

 今と同じことを考えている限り、どんなに頑張っても2倍いけばいい方だと思う。

 

 ◆10xで成功する人の共通点

 

 ①先を予見する。

  先見性がある人は、常に人よりも一歩先にいることができます。

 

  そのためにできること

  ⑴チャンスと脅威を予見する

   仕事の上でチャンスと脅威が存在する領域を挙げ、

    それぞれどんな可能性があるのか、

    それが起こった場合ステークホルダーにどう影響するのかを明確して

    それぞれのレベルで考える。

 

  ⑵サイクル・トレンド・パターンを探す

   マーケットやセールスなどのサイクル・トレンドを見つけて、パターン化する

 

  ⑶短期・中期・長期で考える。

   5/5/5ルール

   5週間/5ヵ月/5年で何が起こるのか?

   自分とステークホルダーがリスクとチャンスに上手に対応するには、今何をする必要があるかを考えておきます。

 

 ②相手の立場になる。

  より深く共感を分かち合うためには、相手と一緒にいる時間を増やし、相手のニーズや夢を知り、サポートしていきます。

 

 ③見解を明らかにする。

  重要だと思われるトピックについては自分の見解をもつこと。

  常に情報収拾を怠らず、洞察を深めておくことが必要。

 

 ④空気を読んで空気を壊す

  しっかりと発言すること

 

 ⑤自分から責任を負う

  誰もしたがらない仕事だけど、自主的に関わり貢献して行くべき。

 

 ⑥参加する。

  電話でも雑談でも責任を持って関わって行くこと、そしてタイミングを見て、相手を巻き込むことです。

 

 ⑦ハートに耳を傾ける 

  直感が正しいことはよくあります。

  自分の体が示す繊細な信号に耳を傾けよう。

 

 ⑧常識を破る。

  「愚か者は、同じことを繰り返し、異なった結果を期待する。」

                  byアインシュタイン

  異なる結果をえたいなら、規則を破っていかないといけない。

  ex)今やっていることと反対のことをしたらどうなるのか?    

   無関係に見えるものを関連づけるとどうなるのか?

 

 ⑨前向きに失敗する

  失敗は誰にでも起こります。

  失敗を認め、学ぶことを通じてのみ最終的な成功を収めることができます。

  だからこそ、早く失敗すること。

 

 ⑩問いかけ続ける

  新しい発想を生むには、好奇心をもって新しい洞察を常に探求することです。

  最初の説明が正解であると決めつけないことが大事です。

  

  表面だけで見えないもの。通常の視野の外にあるものを探し求めるために、「なぜ、そうなのか」と隠れた視点を探し、「もしも」と思考実験をしてみる。

 

 11視点を変える。

  新しい視点で見ることで対話が前進したり、見逃した全体像が見えることがある。

   ex)

    全体をズームアウト

   細部にズームイン

   裏面

   未来からの視点

   顧客の視点

   ライバル視点

   普通ではない視点(普通は?深いのは?おかしいのは?)

 

◆管理職にとっては、自分の仕事をなくすというのが最大のゴールです。

 上司としては、自分が見なくてもメンバーが頑張って成果を上げてくれる状況が一番いいはずです。

 すると自動的に管理職の仕事は無くなるはずです。

 

【マネジャー=>メンバー】

心理的安全

 私の努力をわかってくれている。そう信じられる人が自分の上司だったり、自分のチームにいたりすると、気持ちが楽になって、今まで以上に成果を出せる。

 

【メンバー】

◆パワーを持っている人を見極める力

 自分の周囲の役に立つことが多いので、積極的に行ったほうがいい

  ・すぐに話しかける。

  ・後からメールを送って自分を印象付ける。

  ・名刺交換の後にメールを送っている人は1%

   =>「give」を与える。 

   ・〇〇さんをご存知ですか?もしよかったら紹介しますよ。

   ・こんな記事を見つけたんですが、ご存知でしたか?

   giveをすることがホスピタリティにつながる。

   困った時に助けてくれる。

 

◆学びのサイクル

 「検索」=>「プロに聞く」という流れ。

 質問をするときは、自分の仮説を持った状態で聞く。

 

◆フィードバックとフィードフォワード

 フィードフォワードは、これから先のことを聞けるので、間違えを少なくできる。

 

 

◆なぜ、学ぶのか?

 選択肢をたくさん持っていたほうが生き残れる可能性が上がるから。

 

◆人が学習したり変化する際の階層構造

              アイデンティティ

            信念・価値観

           態度

          能力やスキル  

         行動

        環境

 上位のレベルの変化は必ず会のレベルに影響し、なんらかの変化を起こします。

  ※NLP理論で有名なロバート・ディルツ氏(ユーロロジカルレベル)

 

◆スプリント:

今の仕事に関連するものだけをディスプレイに映し出して、作業をする。

仕事の集中方法

 

 

 

 

すごい人の要件:

目指す目標が高い人。